あの日から六年
秋田県横手市十文字町の宅配弁当・オードブル「紅玉」の「たかはしもとい」です。
皆さん、いつも有り難うございます。
あの日から6年。
震災で亡くなられた全ての方々へ心より哀悼の誠を捧げます。
思い返せばこの「ケータリング&デリバリー紅玉」はあの日に生まれたと言っても過言では無い様に思います。
不安が広がる皆さまへ、励ましと温もりを手渡したい、そんな思いの中で私たちはお店を一日も休まず開店し続けました。
「ここなら開いていると思った」「ここなら頑張っていると思った」そんなお声に励まされて私たちはお店を開け続けました。
そんな中で社員の皆が集まって、より私たちがお客様に「安心」「感動」そして「希望」を手渡すのは何だろうと話し合いました。
その中でこんな声がありました。
「震災前は欲しい『物』が一杯あったが、今は大切な人々と一緒に過ごす『時間』が安らぎ」
それを踏まえて、私たちにしか出来ないことは何かを考えたときに、家族や仲間との団らんを支えることが私たちの使命では無いかということに思い至りました。
それを具現化したのが宅配というサービスであり、お弁当やオードブルという商品でした。
そのことを原点として、私たちの仕事は、地域の皆さんに「安心と感動を手渡すこと」と考えています。
私たちの作るお弁当に、オードブルに、その想いを込めて、手渡し続けることで、あの震災を体験した者としての役割を全うしたいと思います。
今なお、私たちは復興半ばです。
私たちはこれからも心を込めてつくり、想いをのせてお届けに伺います。